ドイツの裁判所がイラク人夫婦に有罪判決~ヤズィーディ少女への奴隷化と虐待で
ミュンヘン高等地方裁判所は、イラクでヤズィーディ(イェズィディ)教徒の少女2人を奴隷のように監禁し虐待したとして起訴されていたイラク人夫婦に対し、有罪判決を下しました。1年以上続いた裁判の末、この夫婦は大量虐殺を含む重大な犯罪に問われ、長期の懲役刑に処せられることになりました。
ヤズィーディは中東の少数宗教を信仰する民族で、イスラム過激派組織ISによる迫害の対象となってきました。今回の事件も、その過程で多くの少女たちが深刻な人権侵害を受けた現実を示すものとなっています。
ドイツでこのような国際的な人権犯罪の裁判が行われるのは、被害者たちがドイツへ逃げてきたからです。ドイツは人権侵害の被害者を保護する姿勢を示すとともに、国際法に基づいて加害者を起訴する対応を取っています。
この判決は、ドイツの司法がどのように人権侵害事件に対処しているかを示す重要な事例となりました。また、紛争地域から逃れてきた難民やシリア難民を多く受け入れてきたドイツの人道的な立場を改めて象徴するものとも言えます。
原題: Urteil des OLG München: Freiheitsstrafen wegen Versklavung jesidischer Mädchen
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